ITホールディングスグループのTIS株式会社（本社：日本国東京都港区、代表取締役社長：藤宮 宏章、以下TIS）の中国現地法人である天津提愛斯海泰信息系統有限公司（本社：中華人民共和国天津市、総経理：丸井崇、以下 天津TIS海泰）は、世界第2位の高速スーパーコンピューターを提供（2010年6月時点）している中国のハードメーカー曙光信息産業有限公司（本社：中華人民共和国北京市、総裁：歴軍、以下 曙光）と中国におけるクラウドサービス分野の業務提携に合意したことを発表します。
本業務提携では、天津TIS海泰と曙光は双方の技術協力と共同営業を行い、中国国内におけるクラウドサービス事業を推進していきます。両社は、天津TIS海泰のデータセンターと曙光のサーバーを活用しPaaS/IaaS型クラウドサービス「翔雲（シャンユン）」を、中国国内の現地企業および外資系企業向けに2011年春よりサービス提供を開始する予定です。
経済規模において世界有数の大国となった中国は、従前の「世界の生産工場」から成長性の高い市場としての存在感をより強めています。また、その経済成長を背景に進むIT化においては、ＩＴ資源がインフラとしてサービスの形で利用者に提供されるなどの点から、クラウドサービスの利用は中国国内でも非常に注目を浴びており、今後のこの分野の拡大・急成長が期待されています。そのような環境の中で天津TIS海泰と曙光はクラウドサービス分野の業務提携を行い、共同で中国国内におけるクラウドサービス事業を展開します。
両社では、まずPaaS/IaaS型クラウドサービス「翔雲」を2011年春より提供開始し、中国に進出している日系企業、中国国内の金融・通信・製造といった企業や中国政府の重要施策である「物聯網（ウーレンワン）」（※１）の発展に関わる公共サービス事業者などを中心にサービス提供していく予定です。
「翔雲」は、天津TIS海泰の「天津濱海高新インターネットデータセンター」（以下、濱海高新IDC：ビンハイハイテクIDC)のサービス、およびその親会社であるTISが保有するクラウドサービスのノウハウと、曙光が保有する高いサーバー技術を組み合わせたクラウドサービスです。
両社は、共同で営業を行い 5年後の2016年までに、約100社への「翔雲」のサービス提供を目指します。
また、両社は今回の業務提携の中で、中国各地へ展開するクラウドコンピューティングセンターの設計・運用管理の構築や、中国の国家施策として発展が期待される「物聯網」に関する新規事業などについても協業・連携を検討していき、中国におけるクラウドサービス事業の発展を目指します。
以上
※１）「物聯網（ウーレンワン）」とは
中国政府が進める情報通信技術戦略。中国政府が第12次5ヵ年計画の重要施策として実施し、RFIDとインターネット技術を用い、交通、医療、物流等あらゆるものをユビキダス化するプロジェクト。中国政府は、「物聯網」を使った情報ネットワーク産業を、「戦略振興産業」として発展させることを表明しており、産業化に向けた研究開発拠点の整備や、関連企業の誘致、実証実験の開始、事業への技術導入などが盛んに行われている。
【天津提愛斯海泰信息系統有限公司】
中国市場向けにITアウトソーシング事業を展開する目的で2008年2月にTISと海泰集団の合弁会社として中華人民共和国天津市に設立。主な事業内容は、情報システム・ネットワークシステム及びそれに関する運営・保守・管理サービスの提供。株主はTIS株式会社および天津市の投資会社である天津海泰控股集団有限公司。2010年４月に日本と同等の高セキュリティ、高品質のデータセンターである濱海高新IDCを天津市内に竣工し、アウトソーシングサービスを展開。濱海高新IDCはTISの金融業界向けサービスで培った高信頼性を実現するデータセンターとして、セキュアファシリティにおけるグローバルスタンダードではTier3を上回るハイレベルな設備で設計されており、日々の運用手順書からデータセンターの要員教育までTISのノウハウを反映した運用体制で構築。事業開始以来、中国の金融機関、欧米系の製造業、日系の製造業のお客様など、幅広い国籍・業種の企業にサービスを提供しております。
www.tis-hitech.com（日本語、中国語対応）
【曙光信息産業有限公司】
曙光は中国科学院と天津濱海高新区管理委員会が推進し、国家”863”計画重大科学技術研究発展を目指し設立されたハイテク技術企業のうちの一つです。曙光はサーバー機器分野の研究開発、製造、アプリケーション開発などに事業注力し、この分野に関する技術を全て自社にて完結しております。またインターネット、金融、通信、生物、気象、石油、科学技術研究、電力など数多くの業界において多くの成功事例を保有しております。特にスーパーコンピューター分野では、実測性能 1271兆回／秒の「星雲」を開発。2010年6月時点では世界第2位の高速スーパーコンピューターを提供しております。曙光は中国国内に生産拠点を建設しており、天津濱海高新区BPO基地においても、年間50万台のサーバー機器を生産しております。
www.dawning.com.cn (中国語、英語対応)
【TIS株式会社】
TISは1971年に設立された企業の情報システムをトータルサポートするシステムインテグレータです。業界第2位グループに位置するITホールディングスグループのコアカンパニーとして、お客様の経営戦略の実現に向け、システムコンサルティングからシステムの企画・立案・構築、運用・保守までをワンストップでサポートしています。2011年４月には、同グループ内のソラン株式会社・株式会社ユーフィットと合併し、新生ＴＩＳ株式会社としてお客様へのサービスの向上に努めていきます。詳細については、 http://www.tis.co.jp/index.html をご覧ください。
ITホールディングスグループは、60社以上から成る業界第2位のグループに位置するITエキスパート集団です。進化し続ける企業グループとして、グループ各社の個性を活かし総合力で応えます。
＜報道関係お問い合わせ先＞
TIS株式会社 企画本部 コーポレートコミュニケーション室
担当：浄土寺
TEL：03-5402-2058 FAX：03-5402-2301 e-mail：info@tis.co.jp
＜本件に関するお問い合わせ先＞
天津提愛斯海泰信息系統有限公司
市場営業部
弊社担当者 小林
TEL :022-5811-3700 FAX:022-5811-3709 Mail: info@tis-hitech.com
曙光信息産業( 北京 ) 有限公司
クラウド計算事業部
徐良(シュリィヤン)
TEL：010-62536383-8131 Mail：xuliang@dawning.com.cn
本業務提携では、天津TIS海泰と曙光は双方の技術協力と共同営業を行い、中国国内におけるクラウドサービス事業を推進していきます。両社は、天津TIS海泰のデータセンターと曙光のサーバーを活用しPaaS/IaaS型クラウドサービス「翔雲（シャンユン）」を、中国国内の現地企業および外資系企業向けに2011年春よりサービス提供を開始する予定です。
経済規模において世界有数の大国となった中国は、従前の「世界の生産工場」から成長性の高い市場としての存在感をより強めています。また、その経済成長を背景に進むIT化においては、ＩＴ資源がインフラとしてサービスの形で利用者に提供されるなどの点から、クラウドサービスの利用は中国国内でも非常に注目を浴びており、今後のこの分野の拡大・急成長が期待されています。そのような環境の中で天津TIS海泰と曙光はクラウドサービス分野の業務提携を行い、共同で中国国内におけるクラウドサービス事業を展開します。
両社では、まずPaaS/IaaS型クラウドサービス「翔雲」を2011年春より提供開始し、中国に進出している日系企業、中国国内の金融・通信・製造といった企業や中国政府の重要施策である「物聯網（ウーレンワン）」（※１）の発展に関わる公共サービス事業者などを中心にサービス提供していく予定です。
「翔雲」は、天津TIS海泰の「天津濱海高新インターネットデータセンター」（以下、濱海高新IDC：ビンハイハイテクIDC)のサービス、およびその親会社であるTISが保有するクラウドサービスのノウハウと、曙光が保有する高いサーバー技術を組み合わせたクラウドサービスです。
両社は、共同で営業を行い 5年後の2016年までに、約100社への「翔雲」のサービス提供を目指します。
また、両社は今回の業務提携の中で、中国各地へ展開するクラウドコンピューティングセンターの設計・運用管理の構築や、中国の国家施策として発展が期待される「物聯網」に関する新規事業などについても協業・連携を検討していき、中国におけるクラウドサービス事業の発展を目指します。
以上
※１）「物聯網（ウーレンワン）」とは
中国政府が進める情報通信技術戦略。中国政府が第12次5ヵ年計画の重要施策として実施し、RFIDとインターネット技術を用い、交通、医療、物流等あらゆるものをユビキダス化するプロジェクト。中国政府は、「物聯網」を使った情報ネットワーク産業を、「戦略振興産業」として発展させることを表明しており、産業化に向けた研究開発拠点の整備や、関連企業の誘致、実証実験の開始、事業への技術導入などが盛んに行われている。
【天津提愛斯海泰信息系統有限公司】
中国市場向けにITアウトソーシング事業を展開する目的で2008年2月にTISと海泰集団の合弁会社として中華人民共和国天津市に設立。主な事業内容は、情報システム・ネットワークシステム及びそれに関する運営・保守・管理サービスの提供。株主はTIS株式会社および天津市の投資会社である天津海泰控股集団有限公司。2010年４月に日本と同等の高セキュリティ、高品質のデータセンターである濱海高新IDCを天津市内に竣工し、アウトソーシングサービスを展開。濱海高新IDCはTISの金融業界向けサービスで培った高信頼性を実現するデータセンターとして、セキュアファシリティにおけるグローバルスタンダードではTier3を上回るハイレベルな設備で設計されており、日々の運用手順書からデータセンターの要員教育までTISのノウハウを反映した運用体制で構築。事業開始以来、中国の金融機関、欧米系の製造業、日系の製造業のお客様など、幅広い国籍・業種の企業にサービスを提供しております。
www.tis-hitech.com（日本語、中国語対応）
【曙光信息産業有限公司】
曙光は中国科学院と天津濱海高新区管理委員会が推進し、国家”863”計画重大科学技術研究発展を目指し設立されたハイテク技術企業のうちの一つです。曙光はサーバー機器分野の研究開発、製造、アプリケーション開発などに事業注力し、この分野に関する技術を全て自社にて完結しております。またインターネット、金融、通信、生物、気象、石油、科学技術研究、電力など数多くの業界において多くの成功事例を保有しております。特にスーパーコンピューター分野では、実測性能 1271兆回／秒の「星雲」を開発。2010年6月時点では世界第2位の高速スーパーコンピューターを提供しております。曙光は中国国内に生産拠点を建設しており、天津濱海高新区BPO基地においても、年間50万台のサーバー機器を生産しております。
www.dawning.com.cn (中国語、英語対応)
【TIS株式会社】
TISは1971年に設立された企業の情報システムをトータルサポートするシステムインテグレータです。業界第2位グループに位置するITホールディングスグループのコアカンパニーとして、お客様の経営戦略の実現に向け、システムコンサルティングからシステムの企画・立案・構築、運用・保守までをワンストップでサポートしています。2011年４月には、同グループ内のソラン株式会社・株式会社ユーフィットと合併し、新生ＴＩＳ株式会社としてお客様へのサービスの向上に努めていきます。詳細については、 http://www.tis.co.jp/index.html をご覧ください。
ITホールディングスグループは、60社以上から成る業界第2位のグループに位置するITエキスパート集団です。進化し続ける企業グループとして、グループ各社の個性を活かし総合力で応えます。
＜報道関係お問い合わせ先＞
TIS株式会社 企画本部 コーポレートコミュニケーション室
担当：浄土寺
TEL：03-5402-2058 FAX：03-5402-2301 e-mail：info@tis.co.jp
＜本件に関するお問い合わせ先＞
天津提愛斯海泰信息系統有限公司
市場営業部
弊社担当者 小林
TEL :022-5811-3700 FAX:022-5811-3709 Mail: info@tis-hitech.com
曙光信息産業( 北京 ) 有限公司
クラウド計算事業部
徐良(シュリィヤン)
TEL：010-62536383-8131 Mail：xuliang@dawning.com.cn