天津提愛斯海泰肥田圭介氏
中国人の親しみで、疎外されない
天津TIS海泰は日本TIS株式会社と天津海泰ホールディンググループより2008年に共同投資で設立する会社です。肥田圭介は2011年11月に初めて中国に赴任して、既に3年間余りになりました。
中国に対する印象と言うなら、肥田さんはこう言いました。当初日本TIS株式会社は海外に進出する戦略を検討する際、市場規模が大きい、成長が速いという特徴に目を向けます。今中国に来て、中国人の親しみが感じられます。“初めて会った人にも、挨拶とか、しゃべりとかします。海外で仕事をする私にとっては、自分は外国人なので、周りの人に離れる感じはありません。社内で中国人スタッフもよく私と冗談をするとか、職場で良い雰囲気に囲まれます。”
中国人消費者は品質を非常に重視する
中国に来た後と、来る前の違いについて、肥田さんはこう言いました。想像と比べて最も大きな違いは、高い品質を求められる顧客が多くいるということです。中国では、品質より価格を重視する傾向にあると想像していましたが、当社がお取引させて頂いている優良な中国企業は当社のサービスレベルを評価頂いています。当社は日本で実践している高品質サービスを中国企業に提供することをテーマに事業展開しているため、ビジネスチャンスが多くあると感じています。
中国投資環境に満足 道幅が広がり、地下鉄が開通された
天津TIS海泰は中国に進出する日系企業の代表例です。中国市場は巨大なポテンシャルがあって、たくさんの日本企業が中国に投資します。中国市場はトヨタ、ホンダなど日本企業利益の主な源となります。中国商務部のデーターにより、2013年中国商務部に承認、登録する投資項目のうち、日本からの部分は943件、実際の使用金額は70.6億ドルです。中国での日本商会が今年6月のレポートにより、来年/再来年に半分以上の日系企業は中国での事業を広がる見込みがあります。
中国の投資環境について、肥田さんはこう言いました。
初めて中国に来る時間は2011年11月です。3年間ぐらい暮らしています。国として、短い時間に、著しく変わることは少ないです。ただ、私の会社は新しい園区にあります。園区政府は中の企業発展を重視します。園区中の交通施設問題解決に力を尽くします。3年前より、専用バスを開設して、地下鉄も開通しまして、だいぶ便利になりました。
中国市場で最大なポテンシャルはエネルギー
中国は世界で二番目の経済大国です。新中国が誕生日を迎える、将来を展望する際、肥田さんはこう言いました。未来の中国市場における一番大きな発展の可能性があることはエネルギーだと思います。工業化ののち、次の発展はエネルギーを如何に得て、如何に使うか、が重要なテーマです。中国の場合、国土/人口から莫大な量のエネルギー需要/供給があるため、大きな発展が望めます。